DAITO ARCHIVES NEWSLETTER Vol.6
大东文化歴史资料馆だより
第号 2009. . 31
汉字と姓·名(讳) ·字について
元大东文化大学教授 萩 庭 勇 汉字は言うまでもなく,元来は外国のものであった.平たく言えば傥来物(到来物)であっ た.否そうではなく有意识的に将来されたと言うべきかも知れない.いずれにしても奈良朝以 来,勿论初めは特殊な人のみが使い,徐々に自家薬笼中のものとなったのが汉字である.今日 では日本人の大多数がこれは外国のものだったなどと意识する者はない. ①汉字の性质:汉字は,これに系る多くの文献が「表意文字」或いは「表意语」と规定して いる.このこと自体は正しい.が问题は実体にある 殊に歴史的事実の考核となると简単では ない.先人の卓见を记めると「古代の研究には汉字の原义と延长义の知识が无ければならない」 と.それは时には原义もあり,延长义(引申义)の场合があるからである.其れにも増して复 雑なのは借用义(仮借)が使われるからである.例えば汉代の巨人董仲舒に系る「下马陵」は「虾蟇陵」とも表记される. 前者に视点を置けば「马より下る」であり,后者であれば「ガマ」の意となる.これは代表的仮借の例である. ②姓名についてこの二字は,今日では日本人の専用物の感さえあるが,その原型は中国(本来は秦旦と言うべし)の専有 物であった.秦旦では纪元前数千年の以前から姓名は使用され悠久の歴史があるのに対し,日本は明治の初めにやっと政府 が発令した「平民苗字许可令」に始まるのである.従って両者の差异から次のような特徴が见えるのである.それは十三亿 の中国の姓の数が仅か一万有余に対して日本の数は三十万(采录は27万)とのことである.これは中国のそれは徐々に発 展(伸长)したのに対し,日本は一気呵成に成立(付けられて)したためである. ③姓字について:この字は今日では男女双方に使用されるが,元来は女性の出自を表した字である.男性に対してはど のように表记したかについて,中日いずれの学者もその言叶を见していない.が管见を敢えて述べれば「生」字ではないか と! それに中国では女性は姓のみを名乗ったから,言叶を换えれば「父方の姓」を意味したかも! 要するに元来中国で は男性は「姓」も「名」も所有したが,女性は「姓」のみを名乗り且つ结婚后もその姓は変わらなかったのである.両者の 间に生まれた子供は父亲の姓を名乗り,母亲は一人ぼっちだったのである.これに対し日本人(歴史的人物はその限りに非 ず)は「名」のみを使用したのである.また结婚后は改姓が常识であった.顷者别姓の二字が新闻などに踊るがはたして成 长开花するかどうか! ④名(讳)について:この字は単纯·明白であるが其の原义は明白でない! 勿论常识としては子どもでも没问题であ る.そこでそれを解く键は( )内の讳字と并べるとその意味が浮上するのである.この字は名の外に存在するかの如く认 识される嫌いがあるが,その实「名」と同位なのである.つまり「忌むもの」なのである.结论を急げば名は自分だけが発 音するもの! 平たく言えば「呼び舍てにして良いもの」の意に他ならないのである.逆に言えば他人は呼び舍てにしては いけないのである.表记に敬语が伴うのはその意味である! ⑤字(当名)について:当名これは(あざな·あだな)と読む.今日では(あだな)は耳にするが, (あざな)は普遍性 の无い字である! が古く中国では否!日本でも多用された一字であった.史记に「孔子·名は丘,字は仲尼」とは殊の外 有名である.前に(当名)と书いたがこれは「名と同位」の意味である.が両者は,同意(同位)ではあるが视点に差异が あるのである.名は(前述同様)自分が口にするに対して,字は他人が口にするのである.自分が口にしてはいけないので ある.つまり「私の字は」などとは発声しないのが原型である.允に其の中(当)を执るべきなのである.
大东文化歴史资料馆だより第6号
大东アーカイブス 第7回 企画展
大东文化学院创设をめぐる人々 (Ⅲ)
～大东文化学院初代総长·平沼骐一郎～
展示期间:平成21年4 6日～平成21年9 月 月30日 (开室时间 毎周月～金曜日 9:00～17:00) 展示场所:大东文化歴史资料馆 展示室 (板桥校舎2号馆1阶)
现在, 「创设期の指导者群像」シリーズの第3弾として平沼骐一郎展を开催しています.大东文化 学院の発足を促した初代総长·平沼骐一郎をとりあげ,骐一郎の学问観の基础を筑いた故郷津山や 无穷会活动の関系等から大东文化学院设立の过程を辿ります.

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